『妻の機嫌がいつも悪くて家に帰りたくない・・・』
『妻の機嫌を直す方法って無いのかな』

こんな風に考えている男性方は多いんじゃないでしょうか。
「多分自分が家事をやらないから妻の機嫌が悪いのかも?」
「自分が育児に協力しないから機嫌が悪いの?」
これらは、妻の立場から言わせていただくと、合ってるようで見当違いなところもあるんですよね。
『奥さんの仕事や作業を楽にさせてあげれば機嫌が直る』と思っているとすれば・・・

う~ん、もうこの時点で軽く地雷踏んでいる可能性があります。
いやいや、女性から言わせてもらうと、そんな単純なことではないんですよ。
あ~もう何もわかってない!とさらに機嫌は悪化するでしょう。
「は?奥さんの仕事って何よ?楽させてあげるってどっから目線なのよ!」
こうなるのは目に見えています。
今日は、女性、妻の立場から、こうしてもらえると世の中の妻たちはご機嫌になるよっていう方法、コツを伝授します!
参考程度に気楽に読んでください。
妻の機嫌悪い!妻の機嫌を直す方法とは?妻の立場からコツを伝授!
妻の機嫌を直す唯一の方法【結論】
妻の機嫌を直す方法、結論から書いちゃいます。
それは、もうこれしかないです!!

共感してあげることだよ。
これは、結婚していても、彼氏の立場でもおんなじです。
「正論」「結論」とかそんなものはいらないんです。
とにかく、「共感」が必要なんです。
女性がよく言う「ねえ、そう思わない?」に対する返事は、
「そう思う」以外認められない。
私は女性だけど、面倒くさいと思う。
— ココロ@ひっそり稼ぐ主婦 (@kokokaraoka) July 7, 2020
奥さんの機嫌が悪くて怖いと言っている世の男性のみなさん。
奥さんの作業を軽くする?家事を手伝えばいいんでしょの前に、奥さんに「共感」してますか?
男女の脳の違い
どれほど、女性にとって妻にとって、「共感」が大切なのか?は、脳科学の視点からも説明できます。
早稲田大学の森川友義教授によると、男女の脳の違いを次のように言っています。
我々の遺伝子の進化は非常に遅く、狩猟採集時代の遺伝子を引きずっています。農耕社会から産業社会になるまでの期間が大変短かったため、遺伝子が追いついていないのです。
狩猟採集時代においては、男性は、狩猟している最中に会話をしていたら獲物が逃げてしまうので、必要最低限の目的のある会話しかしなくなり、その結果、「目的を解決するための解決脳」になっています。
一方の女性は、いつ獲物に襲われるか分からないので、声をだすことで互いの存在を確認しなくてはいけませんでした。そのため、目的がなくても会話をする必要があり、女性の脳は、声を出して共感し合う「共感脳」というものに進化しました。
【リンクへ】
つまり、男性は「目的脳」、女性は「共感脳」でまるっきり違うんですよ。
もうこれはどうにもならないこと。
この脳の違いをまず理解しておかないと、どんどん妻の機嫌は悪くなる一方です。
「共感」の具体例
「共感、共感って言ってるけど、じゃあ、どうすればいいの?」
そんな風に思う人もいるでしょう。
では、よくある具体例を挙げてみたいと思います。
【ある日の会話】
妻「今日、パート先の上司がこんなこと言ってきて、本当に腹が立っちゃって・・・」
こんな風に愚痴ってきたとします。
あなたはどう答えますか?
- そうなんだ、じゃあ、もうそこのパートやめればいいじゃん。
- ふーん、間違ってるなら、上司にそれはおかしいって言い返せばよかったじゃん。
- そうだったんだね、大変だったね、一日疲れたでしょ。

妻が一番欲しい答え(機嫌が直る)は3番。
妻は、1番のような、解決法なんて聞いていないし、2番のような正論を聞いているわけではないんですよ。
問題を解決してと思って愚痴っているわけではないんです。
欲しいのは、3番の共感。
ただただ共感してほしいのです。
そんなことでと思うかもしれませんが、共感してもらえるだけで、その日の疲れもイラつきも和らいでいくんですよ!ほんとうに。
しかも、一番わかってほしい夫にわかってもらえたという安心感もプラスされます。
難しかったら「オウム返し」共感作戦
子供が転んでしまって、「痛い!痛い!ギャー」と泣いてしまった時。
「そんなの痛くないでしょ!!」より「痛いね、痛いね」と共感してあげる方が、
早く泣き止んだりしますね。
それは、子供自身が、「痛いのわかってくれた」と思って安心、安堵するからです。

このケースと同じで、共感するということがどういうことかわからない時に便利なのが、「オウム返し」なのです。
妻「今日は、○○でムカついてね・・・」➡「それはムカつくね」
妻「今日は忙しくって・・・」➡「それは忙しかったね」
妻「今日、お腹が痛くて・・・」➡「それは痛いね」
こんな感じです。
オウム返しなので、「気持ちがこもってない!!」と言われる可能性はありますが、
「ムカつくって言っても、自分も悪いんじゃないの?」
「俺も今日忙しくて疲れてる」
「腹痛けりゃ、病院行けばいいじゃん」
このような返しをしてしまうより、よっぽど円満に収まります。
結論を出したい夫と「大変だね」の共感が欲しい妻
男女の脳の違い、さらには、脳内物質の一つであるテストステロンの影響もあって、男性は相手に結論を出したり、論破することに意味を見出そうとするそうです。
「大変だね」のこのたった一言がもらえるだけで女性は救われるのに・・・、
この一言がもらえないから不満がたまるのです。

しかし、この点は、妻の立場である私たちも、しっかり理解をしておかないとなりません。
「なんでわかってくれないのよ!!!キーッ!」
となる前に、
「男性の脳自体ちがうのだからしょうがない」
「ほらほら出たぞ!男性脳!
平成でも令和でも、農耕時代の遺伝子と変わらないなんて、すごいな遺伝子」
くらいに構えておいた方が、ストレスがたまらず、自分もご機嫌でいられますよ。
共感&行動でさらに妻はご機嫌に!

「共感」ができるようになったら、次は行動でさらに妻はご機嫌になります。
(共感)「大変だね~」➡(行動)今日は自分がごはん作るよ。ゆっくりしてればいいよ。
(共感)「それはムカついたね~」➡(行動)お風呂入れるからゆっくり入っておいで。
(共感)「頭痛は辛いね~」➡(行動)薬ある?薬出してこようか?
こんな感じで共感した後、何かしらのアクションをしてくれたら、それだけで妻は痛みも、疲れも吹っ飛びます(多分)。
【番外編】自分(妻)は「ご機嫌でいる」のが最優先
私個人的な話ですが、数年前、仕事がすごく忙しいのに、一人で全部家事をして、いっぱいいっぱいになっていた時期がありました。
「こんなに一生懸命家事をしているのになにもわかってくれない」
「疲れているのに、栄養面もちゃんと考えて頑張ってご飯作っているのに何もわかってない」
常に不満いっぱいの気持ちで毎日を過ごしていたことがありました。
もちろん、旦那に対しては、毎日不機嫌に当たっていました。
その後は、当然のように、どんどん関係がギスギスしだしてしまったんです。
当時、いろいろ自分自身も反省し、そのころから「自分(妻)はご機嫌でいるのが最優先の仕事」くらいに考えて、過ごすようにしています。
私の仕事は、洗濯でもなく、食事作りでもなく、掃除でもなく、ご機嫌でいることだ!!と。
そのためには、疲れていたら、ご飯も作らないし、洗濯なんて毎日しなくてもいいし、掃除しなくてもホコリでは死なないんだから、やらなくても良しということにしました。

何よりとにかく「ご機嫌でいる」という仕事を最優先。
こんな感じでご機嫌に過ごすようになったら、その後、旦那が変化。
家事をするようになったんです。とても不思議でした。
妻自身も、「わかってよ!!」「共感してよ!!」だけではだめってことですね。
違いを理解したうえで、多少何か削ってでも、自分が機嫌よく過ごせるためにはどうしたらいいか考えて、
お互い居心地のいい空間を作っていくのが大切ですね。
妻の機嫌を直す方法のまとめ
この記事書いてて思いますが、ほんと女性ってめんどくさいですね。

本当に自分でも思います。
でも世の中には、「なぜこんなに妻はいつも不機嫌になるの?」とわからない方もいるかもしれないので、まとめてみました。
もちろん、世の女性、世の妻全てが共感してもらいたいって人ばかりではないです。
しかし、もし、今まで何しても不機嫌にしてしまうっていう方がいたら試してみてください。
なにかちょっとしたヒントになるといいなと思います。
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