20代のころ、大したお給料でもないのに、次々服や雑貨を買ってしまい、貯金がない時期がありました。
お金がないのに、買い物したい。
買っても買っても物欲が止まらない。

アラフォーになった今、当時を思い出すと後悔の気持ちしかありません。
- もっと早く自己投資をすれば良かった
- もっと早く投資を始めていれば良かった
- 買い物ではなく思い出に使えば良かった
と様々…。
この記事を読んでいる方は、当時の私と同じ悩みを抱えているのかもしれませんね。
物欲が強くてどうにもならない方、お金がどんどん無くなって不安なのに買い物をしたくなってしまう方へ対策をまとめていきますので参考にしてくださいね。
物欲がやばい!お金がないのに買い物する心理と抜け出せた4つの方法
「物欲がやばい」止まらない物欲
「どうしよう、また買ってしまった」
「カードの請求やばい…」
毎月こんな風に思って、悩んでいる人って多いと思います。
自分でわかっているのに、物欲が止まらないってつらいですよね。
当時は、親にも言えず、自分ひとりで悩んでいました。
買い物がやめられなかった20代

20代は洋服ばかり買っていました。
1つ買ったら即次は何を買おうか常に考えていて、実家暮らしなのに貯金はなし。
そして今、その時のお金があれば…と本当に悔しく思います。
あんな生活してなければ、今どのくらいお金が貯まっているんだろうって。
お金が戻ってくればいいのに…と後悔。
思い返せば、当時の至福の時間は、買いたいものリストを作っている時間でした。
常に考えているのは、欲しいもののこと。
実際給料手取り14万程度。
それなのに彼と一緒にめちゃくちゃ高いセレクトショップに行ったり、百貨店に行ったり。
買ったばかりの新しい服が入っている紙袋を持っているときの高揚感はすごく気持ちよかったです。
パンツを購入すれば、スカートもニットも買わないと!なんて思って連鎖的に欲しくなるんですよね。
「私っていいもの着ているの、いいでしょ」みたいな気持ちだったのかな…
あ~今考えると恥ずかしい。
楽しみが買い物しかない20代でした。
お金がないのに買い物する心理とは?

お金がないのに、買い物がやめられなくて苦しい方、次の理由にあてはまりませんか?
買いものを止められない理由
- 仕事、家庭のストレス
- 他の人に負けたくない
- よく見られたい見栄
- 心が満たされていないこと
- 空虚感を埋めようとしている
- 興味がもてるものがない(やりたいことがない)
- 寂しい、孤独
- なんとなく習慣で買っている
- 店員からのお客様扱いが気持ち良い
- 彼のセンスに合わせたい
- 好かれたい、かわいいと思われたい
- 実家だからお金がかからない心の緩み
- 趣味がない
- 自分の考えに軸がない
- 自分自身に自信がない
- 幼少期に好きな服を買ってもらえなかった
私は当時、上記のすべてに当てはまっていたと思います。
心の空虚感を必死に埋めようとしていたんです。
でも、どれだけ買っても、どんなに高い洋服を身に着けても、空虚感は埋まることなかったです。
むしろ大きくなっていきます。
物欲を止める効果があった方法
今でもたまに思い出します。
ATMで下ろそうとしたら、残高800円しかなく下せなかったこと。
家にある小銭をかき集めて、ATMに入金して、お札にしてお金を引き出したこと。
今思い出しても、みじめで心が苦しくなります。
『このままの生活ではもうだめだ!』

本気で問題に向き合うように決意しました。
抜け出すきっかけになった「FPへの相談」
当時、FP(ファイナンシャルプランナー)は今ほど知名度がありませんでした。
とはいえ、親に相談できない、友達にも相談できなかった私は、藁にもすがる思いで相談予約をしました。
これが、マネリテ崩壊の私が現状から抜け出す大きなきっかけになったのは言うまでもありません。
自分のお金の現状を話すのはとても恥ずかしかったですが…
人はショックや衝撃を受けない限り変わることはできないんですよね。
もう自分ではどうにもできないレベルに来ていたので、人の力は絶大。
本当に救われた気持ちになり、安心して問題に向き合うことができるようになりました。
今は当時と違い、FP相談を受ける人はたくさんいます。
しかも、ココナラ などでもFPさんに家計の相談まるごと乗ってもらえたり、敷居が低くなりましたね。
ココナラ なら評価や実際相談した方の口コミも見えるので安心して相談できるのではないでしょうか。

ココナラで家計相談を検索してみたよ。(以下一例です)
【出典:ココナラ 】
お金の問題点がすっきり可視化でき向き合うことができるようになるので、一度は受けてみる方がいいと思います。
クレジットカードを減らした
当時の私は、クレジットカードを15枚ほど所有していました。
デパートごと使い分けてまるで得したような節約しているような気分になっていましたが、これが大間違い!

当然、支出の全体像が全く見えない状態で悲惨な状況におちいりました。
私の場合は、
この2枚以外一気に解約。
このクレジットカードを選んだ基準は
- 生活になじんでいる
- ポイントが良く貯まる
- 年会費無料
やっとこれで、自分の使った金額が把握できるようになりました。
クレジットカードを把握できないくらい持っている方は、速攻解約しましょう!
また、手元にあるクレジットカードが
- 年会費がかかる
- なんとなく使いにくい
- ポイントが貯まりにくい
このような場合は、新しいクレジットカードへ切り替えも考えた方が良いです。
雑誌は買わない
コンビニや本屋に寄っては雑誌を買って情報収集するのが好きでしたが、雑誌は買わなくなりました。
とはいっても、いろんな情報を見るのが好きなので、余計にストレスが貯まってしまいます。
そこで『楽天マガジン 』を使うようにしました。
楽天マガジンは、人気雑誌が1,200誌以上読み放題(2023.8時点)!!
最近は美容院などでも使われています。
【出典:楽天マガジン】
雑誌を1冊買うにしても600円、700円程度しますよね。
楽天マガジンは、月418円(税込)、年額で3,960円(税込)なので、月に雑誌を1冊買うより断然お得!

しかも楽天スーパーポイント支払いOK!
楽天カード を使っていれば、余裕でポイント払いできます。(実質無料)
投資を始めた

投資をはじめたことで物欲が減りました。
私が口座開設したのは、使っている人も多いSBI証券。
服を買っていたお金を投資信託を毎月コツコツ買うことにした結果…
こんなにお金が増えました。
服に費やしていたお金を投資に回し増えたことで、むしろお金を使いたくないという心理になりました。
服を買わなくなった➡投資にお金を回す➡ほっとくだけで増える➡投資に回したいから服に興味がなくなるというサイクルができました。
お金が貯まると物欲が無くなる
今回紹介した方法で、物欲がおさまり、貯金できるようになってくると不思議とお金を使いたくなくなるんです。
もちろん、今も服が欲しくなったり、新しい雑貨が欲しくなったり、葛藤したりすることはあります。
物欲がゼロなわけではありません。
でも明らかに違うのは、自分で調整ができるようになったこと。
その場に流されなくなったこと。
自分でどうにかできると自信もついてきます。
物欲がやばい!お金がないのに買い物する心理と抜け出せた4つの方法:まとめ
すぐには変われなくても、私が実践したようなことを一つずつマネしてみてください。
必ず変化してくるはずです。
買い物自体を自分自身でコントールできるようになれば、買い物ってとっても楽しいものです。
買ったあとに、罪悪感も後悔も感じる必要はありません。
もっと早くこれに気が付けば良かったという後悔はありますが…
今、同じような悩みを持っている方に少しでも参考になると嬉しいです。