工業簿記2級は難しい?一発合格した勉強のコツとは

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簿記2級に合格できました。

工業簿記難しい

 

日商簿記3級は商業簿記だけですが、2級からは新たに工業簿記が入ってきます。

さらに、最近の日商簿記2級は合格率も低く工業簿記で点数を取らなくては、合格ができない試験になっています。

私自身、数学が苦手なので工業簿記には特に苦手意識がありましたが…

早い段階で工業簿記はほぼ満点がとれる状態になり、工業簿記が簡単に感じるまでになりました。

きっと、私のように工業簿記に悩んでいる人がたくさんいるはずなので…

この記事では工業簿記を得意にした勉強方法やコツについてまとめたいと思います。

 

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工業簿記2級は簡単?難しい?一発合格した私の工業簿記の勉強のコツとは

工業簿記は難しい

先に結論ですが…

工業簿記は、商業簿記より簡単。難しくありません。

工業簿記がわからない、難しいと思っているのは幻想みたいなもの、気のせいです。

必ずできるようになるので大丈夫ですよ。

 

商業簿記と工業簿記どっちから勉強する?(順番)

簿記2級を勉強するときに商業簿記と工業簿記どっちから勉強する?と迷った方も多いのでは?!

私の場合は『ざっと大まかに商業簿記→工業簿記』の順に勉強を進めました。

工業簿記の前にある程度商業簿記の知識を入れておいた方が理解が進みやすいです。

工業簿記も基本は仕訳。

いきなり減価償却と言われても意味が分からないはずです。

ですので、商業簿記のテキストを2回転くらいさせて商業簿記の全体像がある程度頭に入ってから取り組むのがおすすめ。

しっかりではなく、うっすら頭に入れる程度でOK!

 

工業簿記のパターンがわかる勉強方法

工業簿記が難しいと感じている方はこんな勉強方法をしていませんか?

『商業簿記を勉強しながら、工業簿記を少しづつ進める』

並行して進める勉強方法は工業簿記の理解が進みにくくおすすめできません。

というのも、工業簿記は断然『短期集中型』で勉強した方が理解しやすいのです。

 

工業簿記を集中して勉強する期間を設定。

その期間は商業簿記には触れず、工業簿記だけ集中。

そうすることでパターンが見えてきます。

工業簿記はバラバラに勉強すると、今どこの勉強をしているのか、今自分は何をやっているのかわからないという現象に陥るので、コツコツ勉強はおすすめしません。

工業簿記が難しい、苦手な方の多くはそれに陥っている気がします。

 

工業簿記を日本地図に例えてみます。

日本地図を覚える時、今日は青森県、明日は愛知県、その次は新潟県…というようにあちらこちら点々と勉強していくとします。

そういう勉強方法だと、どこの県の横にどの県があるのか?どの県が何地方に属しているのか、関連性がわかりにくくなりませんか?

ポツポツと勉強すると、つながりが見えにくくなります。

それより先に、日本地図を見て全体像をおおまかにつかむ。

日本全体はこういう形をしていて、上から○○地方と△△地方があって、○○地方にはこの県があって、その横には△△地方がある。

こんな感じで勉強した方がわかりやすいですよね。

工業簿記も同様に短期集中で一気に全体像をつかむ。

そうすることで理解も早く、関係性も見えてきます。

 

実際、工業簿記は商業簿記より簡単です。

そして今の簿記2級は工業簿記で点を稼がないと合格は難しいです。

逆に言えば、工業簿記が得意になっちゃえば、商業簿記で難しい問題が出ても合格できます。

私は、2週間工業簿記集中週間と決めて一気に勉強。

集中して勉強したことで工業簿記の見通しが見えてきました。

 

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簿記2級の工業簿記は暗記が少なくて簡単


工業簿記ができるようになると工業簿記は覚えることが少ないということに気が付きます。

よっぽど商業簿記の方が覚えることが多く、労力がかかる。

反対に工業簿記は点が取りやすい。

工業簿記になんとなく苦手意識を持ってしまって、難しいなんて思い込んだら損です。

もうひとつ、工業簿記攻略のコツとして「勘定連絡図」は常に頭に置いておいてください。

先ほどの日本地図の例でいう日本全体像が勘定連絡図です。

 

工業簿記は「勘定連絡図」を常に意識する

工業簿記は「勘定連絡図」さえつかめばこっちのものです。

私は勘定連絡図を書いた紙を常に持ち歩いていました。

時間が空いたらチェックする、問題を解く際にも必ず意識する!

そうすることで、自分が今何を勉強しているのか、自分はどの時点の問題を解こうとしているのかが明確にわかるようになります。

 

工業簿記はインプットよりアウトプット重視

簿記2級の工業簿記第4問、第5問はどの問題がきても、2問合わせて20分以内で解けるようになりました。

試験開始20分で工業簿記が解き終わっていると、心に余裕が持てます。

さらりと解けるようになった理由は、アウトプット重視したからです。

ちなみに工業簿記集中週間の2週間でやったことはこんな感じです。

まず簿記のオンライン講座を受けます。

公式スタディングオンライン簿記講座

はじめは話を聞く感覚でサラッと講義を聞き、無駄なノートまとめはしません。

※簿記2級でテキスト内容を細かくノートまとめしても当日試験で解けません。

テキストの書いてあることと同じことをまとめるならアウトプットの方が重要です。

 

そのあと、スタディングの問題集や市販の問題集を繰り返し解きます。

工業簿記は問題を解いて体(手)で覚える!これが秘訣。

もちろん、はじめはスムーズに解けません。

とはいえ、テキストとにらめっこしていたら一生わからなかったんじゃないかという論点も、いつの間にか慣れて解けるようになってきます。

 

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工業簿記の超おすすめ問題集

スタディングだけでも十分ですが、さらに工業簿記を得意にするためのおすすめ問題集があります。

こちらの「パブロフの総仕上げ問題集」です。

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工業簿記は難しい

工業簿記は難しい

工業簿記は難しい

パブロフ総仕上げ問題集を繰り返しやれば、過去問はいらないぐらい!

そのくらい問題パターンが網羅されていて、説明もわかりやすいのです。

 

スタディングのオンライン簿記講座 でテキストの内容を入れてから、基本問題を解く。

そして、パブロフ総仕上げ問題集を繰り返しやる。

私はこの流れでほぼ満点がとれるようになりました。

公式スタディング簿記講座

 

商業簿記と工業簿記に対する考え方

私が工業簿記に苦手意識があった時には、商業簿記と工業簿記をつなげて考えていました。

「商業簿記はこうで、工業簿記はこうなんだ」

「商業簿記だとこうするのに、なぜ工業簿記はこうなのか?」

こんな思考が頭の中で繰り広げられていたんですよね。

しかし、商業簿記は商業簿記、工業簿記は工業簿記、別物としてとらえた方が良いです。

 

例えば、どちらも簿記(果物)ではあるけど、商業簿記がリンゴなら、工業簿記はミカン。

果物というくくりは一緒でも(簿記2級いうのは同じでも)いちいちリンゴはこうなのに、みかんはなぜこうなのだろう?なんて意味ないこと考えないですよね!

簿記は簿記でも、商業簿記と工業簿記は別物、きっちり切り替えて勉強してみてください。

 

簿記2級は「独学」にこだわりすぎないこと

簿記2級も独学で合格できる人がいる一方、8割の方は不合格になっています。

簿記3級は独学でも十分合格できると思いますが、簿記2級は結構難しい…

独学にこだわりすぎて機会損失しないためにも、簿記講座を利用してみてください。

私も簿記3級は独学でしたが、簿記2級は迷わず簿記講座を受講することを選択。

一度で合格したかったから…

しかも、最近は高いお金を払って大手予備校に行かなくても、レベルの高い講座がオンラインで受講可能。

私が受講したのは、スタディングオンライン講座ですが、ほかにもリーズナブルに受講できる講座が盛りだくさん。

スタディングの他にも最近人気がある講座が…

リベ大の両学長がおすすめしている簿記講座がクレアール

合格率が高く、高画質な映像講義が受けられるのがフォーサイト

スタディングは完全オンライン講座なので、紙ベースのテキストがあった方がいい方はクレアールかフォーサイトがおすすめです。

 

工業簿記は難しいのか:まとめ

工業簿記が苦手と思っている方は、きっと私と同じような思考に陥っている方が多いのかなと思っています。

工業簿記に苦手意識があった私が今はっきり言えることは、工業簿記は簡単ということ。

工業簿記は必ず簿記2級の得点源になり、当日自分を助けてくれる存在になります。

工業簿記を制する人が簿記2級を制する!

工業簿記克服週間を作って、工業簿記が得意になってぜひ簿記2級合格を勝ち取ってくださいね。

参考サイト