主婦で簿記3級は独学で取れるの?とブログを検索している方!

主婦でも簿記3級独学可能です!
主婦業にフルタイム勤務で果たして合格できるのだろうか…
そんな不安をかかえつつも、2か月弱で満点一発合格できました。
日商簿記3級の合格率は平均40%前後が多く、資格の中では普通の部類になると思います。
とはいえ、時間がない主婦が、独学で合格するには、ポイントを押さえた勉強方法が必要になります。
ということで、この記事では、主婦の私が簿記3級独学合格できた勉強方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
簿記3級に主婦の私が独学で一発合格できた勉強方法
簿記3級の勉強時間
簿記3級の勉強時間は一般的に100時間ほどと言われています。
私の場合は、2か月弱だったので、一日あたり1時間半くらいの勉強で合格できた形です。
中には1か月で合格できる人もいるようですが、主婦の場合、スキマ時間を使って勉強する人も多いはず。
簿記3級の勉強時間は2か月くらいを考えておくのが現実的かなと思います。
主婦が簿記3級独学で合格できた勉強方法
主婦の私が簿記3級に独学合格できた勉強方法はこちらです。
- 市販テキスト1冊を数回読む
- 問題集を解きつつテキストを読む
- 苦手な仕訳だけノートに書きだす
- 過去問題集×3回繰り返す
- 大原の直前模試へ行った(無料)
簿記はとにかく手を動かすのが大事。
インプットに時間をかけず、アウトプットに時間を割くのが合格のコツです。

インプット3:アウトプット7くらいのイメージです。
市販テキスト1冊を数回読む
市販のテキストを1冊購入して数回読みます。
簿記はアウトプットに時間をかける方が大事なので、要点がしっかり絞られている人気テキスト『スッキリわかる簿記3級』を選びました。
この時、テキストの内容をノートに書き写してノート作りに専念してしまう人がいますが、ノートまとめは不要です。
むしろ、ノートまとめで点が取れる資格試験ではないのでそこに時間をかけてはいけません。
テキスト自体に自分の言葉を書き入れるイメージで勉強していきます。

始めはできないけど繰り返していくうちにだんだん全体像が見えてくるので、どんどん先に進めていこう!
問題集を解きつつテキストを読む
私が購入した「スッキリわかる簿記3級」はテキストと問題集が1冊にまとまっています。
テキストを何回か読み込んだら、問題に移ります。
はじめは全然解けませんが、問題を解きつつ、テキスト側に戻って確認しながら進めていきます。
この時『なぜこの答えになるのか理由を理解する』という点に意識をおいて勉強しましょう。
簿記は簿記特有の共通した決まりがあるので、そこをしっかり押さえておくことが合格への早道です。
簿記3級はテキストいらないの?
簿記3級程度なら『テキストいらない』という方もいますが…
経験者の意見としては、テキストがあった方が断然全体像の把握が早いため効率が良いです。
テキストなしで勉強した場合、知識の点と点を結びつけるのに時間がかかり、アウトプットの時間が減ります。
また、もしこの先、簿記2級に進む予定であれば簿記3級の知識が超大事!
基礎がグラグラだと難易度が上がっている簿記2級には太刀打ちできません。
苦手な仕訳だけ小さなノートに書きだす

簿記は、決まりに沿って仕訳をしていく試験です。
例えば、仕入先から商品100円を仕入れ、代金は現金で払ったという場合。
仕入100 / 現金100
と仕訳します。
なぜ仕入が左に来て、現金が右に書いてあるの?と思った方は鋭いです。
これが簿記の決まりに沿った処理で、簿記3級で勉強する主な部分になります。
始めは、この決まりを覚えたり『仕入』『現金』『当座預金』といった勘定科目を覚えるのが大変。
そこで、なかなか覚えられない難しい仕訳だけ小さめなノートに書き出し、スキマ時間に見られるようにしました。

勘定科目は聞きなれないものが多いので、はじめは暗記が必要だよ。
「租税公課」「貯蔵品」「減価償却累計額」「車両運搬具」「繰越利益剰余金」とか…
この方法のおかげで効率よく覚えていくことができたので、おすすめの方法です。
簿記は仕訳に始まり仕訳に終わるといわれているほど、仕訳が大事。
仕訳を完璧に押さえれば、ほぼ合格間違いなしですよ。
過去問題集×3回繰り返す
過去問題集を買ってそれを3回ほど繰り返しました。
スッキリシリーズと同じ、TAC出版の過去問です。
過去問になるといきなり難しく感じるかもしれませんが、繰り返していくうちにパターンやひっかけが見えてきました。
解き方がわからなければどんどん解答を見てテクニックを学んでいく感じで勉強しました。
「資格の大原」の直前模試へ行った(無料)
テキスト、問題集、過去問があれば簿記3級は独学合格可能!
とはいえ、大人になってから試験を受けたことがない場合、場慣れも重要です。
もし、近くの大原で簿記検定直前模試が開催されていれば、一度行ってみるといいかもしれません。

私は近くに大原があったので申し込み(無料)をしました。
いつもと違う環境と周りの電卓をたたく音に動揺…集中するまでに時間がかかり、いつもできるところもミス連発!
場慣れするためにも行ける環境にあれば一度体験しておくのがおすすめです。
簿記3級独学にかかった費用
簿記3級の独学で使った費用ですが、
- テキスト+問題集=1000円ほど
- 過去問題集=1800円ほど
合計3000円ほどでした。
ちなみに、私が簿記2級で使ったオンラインの簿記講座「スタディング」3級コースは独学並みの3,850円。

独学と費用が変わりません。
無料で講座体験できるので(勧誘一切なし)、一度独学と比較してみるといいですよ。
簿記のおすすめ電卓
簿記で使える電卓は決まっています。
計算器具(そろばん、電卓)を使用しても構いません。
ただし、電卓は計算機能(四則演算)のみのものに限り、例えば、以下の機能があるものは持ち込みできません。
- 印刷(出力)機能
- メロディー(音の出る)機能
- プログラム機能(例:関数電卓等の多機能な電卓、売価計算・原価計算等の公式の記憶機能がある電卓)
- 辞書機能(文字入力を含む)
(注)ただし、次のような機能は、プログラム機能に該当しないものとして、試験会場での使用を可とします。日数計算、時間計算、換算、税計算、検算 (音の出ないものに限る)
上記の条件にあった使いやすい電卓を持っていればそのまま勉強に使えばいいのですが…
電卓によっては、数字を押しても、表示が遅く、計算ミスを起こすことがあり、私は一度買い替えをしています。

そこで購入した電卓は、簿記・会計電卓で大人気のこちら!
軽くタッチしてもしっかり数字が表示され、プッシュ音も静かでお気に入りです。
また、簿記2級など上位資格まで勉強する場合、圧倒的に計算量が増え、早く正確に打つことが合否に直結します。
ですので、正確に早く打つための機能「キーロールオーバー機能」が付いているものを選ぶことをおすすめします。

快適に勉強でき、実力を発揮しやすくなります。
1点、2点で泣かないためにも、電卓選びは重要です。
いきなり簿記2級に挑戦することも可能!
簿記2級に受験資格はないため、簿記3級を受験せずにいきなり簿記2級に挑戦することも可能です。
その場合、簿記3級の知識は強固に固めた上で簿記2級の勉強をスタートしましょう!
一度の受験で簿記2級まで取得できるメリットはありますが、簿記3級、簿記2級どちらも中途半端になってしまう危険性があります。
簿記3級の知識があいまいだと、簿記2級に挫折する可能性もあるため、その点踏まえた上で挑戦してみてください。
簿記3級・2級のセット講座ならコスパも良し
ここ数年の簿記2級合格率は10%台~20%台。
8割不合格になる試験になっています。
『簿記2級まで確実に合格したい!』という場合は、独学ではなく講座を受講して勉強することをおすすめします。
という私も、簿記2級は講座を利用して取得しました。
解答テクニックや試験の傾向など独学では手に入れることができない内容を学べるので、効率もいいですし、やはり有利です。
私は簿記2級のみのコースをとりましたが、簿記3級・2級のセットコースならもっとお得に受講できます。

私も始めから簿記3級2級セットで一気に2級まで取れば良かったと後から後悔したので…
これから簿記を勉強する主婦の方には選択肢のひとつとして入れておいてほしいなと思います。
簿記3級に主婦が独学で一発合格できた勉強方法:まとめ
今回は主婦の私が簿記3級に独学合格できた勉強方法についてまとめてみました。
いろんな資格を持っていますが、簿記が一番実用的で役に立っている資格です。
主婦でも2か月ほどで取れる簿記3級にぜひチャレンジしてみてくださいね。