
私は、HSPでアダルトチルドレンのアラフォー主婦です。
【参考記事はこちら】
今まで、常に生き辛さ、なんとも言えない不安、孤独感を感じて生きてきてきました。
周りからみれば楽しそうに見えるかもしれない、お気楽そうに見えるかもしれないけど・・・
本人は、心に埋まらない大きな穴を抱えつつ、表では笑顔を作って過ごしきました。
カウンセリングを受けたり、勉強したりして、それでも突然やってくる不安感、無気力、そして怒りにふりまわされることがあります。
今日は、アダルトチルドレンの私が、辛い・苦しいと思う14の特徴や行動についてまとめます。

今、抱えている漠然とした辛さは何だろう?
疲れすぎてしまい、自分なんてどうでもいいやと思っている方もいると思います。
この記事が自分をひも解くきっかけになるといいなと思います。

ちなみに、私は、心理カウンセラーでもないので、自分の経験上でしか記事が書けません。ご了承ください。
アダルトチルドレンの私がまとめるACの辛い14の特徴
アダルトチルドレンは様々なタイプがありますが、私は、幼少期からほとんど母親に褒められた記憶がありません。
そして、過干渉、過保護に育てられました。
成長するべき時に、羽ばたく羽根をもぎ取られてしまって、飛びたくても飛べなかったため、世の中で生きるための強固な免疫もつかないまま大人になってしまいました。
未熟で自分に自信がないのだと思います。
母親は、細かく、先生の評価や周りの目を気にするタイプ。
小学校のころには、漢字一文字曲がっていたら夜中1時くらいまで書き直し、先生の評価を得るために自主勉強も日記も義務。
毎日ヒステリーに怒られるため、辛くても必死に従っていた記憶があります。
寝不足で、目元には、小学生とは思えないほどのクマができ、小学校から呼び出された記憶ははっきり覚えています。
子どもなのに、楽しいからこれをやりたいという感情より、義務感で何でもやっていたような感じ。
あとは、どんなことも否定されます。
それはだいぶ大人になった今でも言われます。
よく言われた言葉としては、
『どうせあんたには無理』『どうせあんたにはダメでしょ』
今も、何か始めようと思うと、頭の中に事言葉が響いて聞こえてきてしまいます。
過干渉、過保護、否定は、本当に一人の人間の生きる力を奪います。
大人になってからというと、2度ほど心療内科に通い、カウンセラーにも何度も相談してきています。
べき思考
生活全般にこの「べき思考」があり、自分で自分で課している感じです。
『これはこうするべき』
『こう行動するべき』
『こう言うべき』
これは、自分に対してもそうですが、他人に対しても心の中で思うこともあって
結局それが回って自分自身のストレスになるんですよね。
他人は他人の問題なんだからほっとけばいいだけなのに(頭ではわかっている)・・・。
べき思考にも大、小あり、小さいものなら『必ず睡眠は6時間とるべき』とか、『専業主婦は家でゴロゴロしてはいけない』とか、自分を追い詰めるのです。
外で仕事をしているときにはもっと大変でしたよ・・・
自分自身の思考を信じきれていないから、正論とか、一般論に従ってしまうんでしょうね。
中途半端になるものが多い
仕事もあまり長続きしないですし、習い事もいくつもやってきましたが、続けることができないんですよね。
ちょっとしたことで、これは失敗だと思ったり、向いていないと思ったり、嫌だなと感じたことにとらわれて、結局やり遂げられなかったり、やめてしまったりします。
ちょっと注意されただけで、人間まるごと全否定されたかのような衝撃で・・・やめたくなります。
今まで、自分自身の意見を尊重しなかった経験から、自分で自分を否定しているのが原因です。
ゼロか100かの思考
ゼロか100かの思考、これすごくつらいです。
何か一つトラブルが起きた時に、極端な思考になるんですよね。
たった一つのトラブルで、「自分は全て終わった~」と思ってしまうんです。
もちろん、一つトラブルが起きたとしても、全部奪われたわけではありません。
また、結構早い段階で、人に対しても、あの人はだめ、あの人はいい、などと判断している部分があります。
今は、意識的に自分の思考を、
「あの人はここはだめだけど、ここはいい」
「自分はここはうまくいかなかったけど他は全部うまくいっている」
グレーの部分をもつようにしています。
「絶対」「そうに決まっている」などという断定、決めつけの言葉を「そういうこともある」「可能性がある」というような言葉を使うようにしています。
グレーの部分があるほうが、楽しい人生になります。
待つことができない、せわしない
小さいころいつも「早くしなさい」「さっさとやっちゃいなさい」こんな言葉をよく言われていました。
大人になっても、ちょっと仕事が多い日だと、異常に焦るし、ソワソワします。
また、他人にお願いしたことが、いつまでたっても反応がない時は、ずっと気になります。
「まだなのかな?早くしてよ」と思っています。
一つの目の前のことに集中すればいい話なのですが、ソワソワが消えないのです。
これに対しては、身の回りのものを少なくしていくことで、気持ちにも余白ができたのか、焦りが減ってきたように思います。
常に罪悪感を感じている
「あんたがこうだから、こういう結果になった」
「あんたのせいで・・・」
こういった言動をよくされていたからか、普通に生きていても罪悪感を感じることが多いです。
これも、自己否定しているからですね。
罪悪感を感じてつらくなる時には、
「食べて寝て生きてさえいれば、もうこれで十分」「もう十分がんばっている」と自分に語り掛けています。
自分の足で立てない気がする
アラフォーまでいろんな経験もして乗り越えてきたにも関わらず、自分の足でしっかり立てないような感覚になります。
もういい歳なのにです。
だれかに自分を幸せにしてもらおうと無意識に思っている方は特に要注意。
「結婚すれば幸せになれる」
「子供さえいれば幸せになれる」
「この子が自分の夢をかなえて幸せにしてくれる」
こんな思考をもっている方は、何を得たとしても幸せにはなれません。
幻想です。
そしてそれを他人、子供に押し付ければひずみが生まれ、将来関係がうまくはいかなくなる可能性もあるでしょう。
結局は、自分の足で立って、自分で自分を幸せにしないと本当の幸せを得ることはできません。
自己犠牲的に他人の世話をやく
他人のことは時間や労力がかけられるのに、自分のことは後回しになることがあります。
今まで一生懸命頑張ることで、感謝されたり、評価を得てきたと思っている部分があるため、頑張らないといけない、努力をしないと意味がないと潜在意識で思っています。
他人にたいして努力をしたところで、評価されることばかりではないので、むなしく感じたり、挫折を味わうことになるのです。
身近な人の考えや行動をコントロールしたくなる
これはまさに、自分がされていたことのままです。
自分から遠い人だと、まだこの感情は薄いのですが、家族など関係が自分に近くなれば近くなるほど、自分の思うようにしてほしいという気持ちになることがあります。
でも、これは人間関係を壊します。
そういった感情や発言をしそうになったら、いったんその感情を飲み込み、時間を置くように意識しています。
誰かを頼りたくなる
常に、自分のことより他者を重点において生活しているため、一人では生きていけないような気がしてしまうのです。
自分に自信がないから、他人に救いを求めますが、結局は、解決しません。
誰かに依存しているためか、相手に対して見捨てられ不安も出てきて、悪循環に陥ります。
一つのことに執着すると視野が狭まる
家族だったり、自分のことだったり、一つのことに頭がいっぱいになると、周りのことが見えなくなってしまったり、社会への関心が無くなったり、視野が狭くなることがあります。
心配ごとがあるとそればかり考えてしまい、ぼーっとしてしまうことも多いです。
また、だれかのことを一度嫌と思ってしまうと、その感情に執着して自分を苦しめてしまいます。
どこかで偽った自分を演じているところがある
ありのままの自分でいてはいけないと思っているのか、どこかで偽った自分でいようとする部分があります。
また、問題を隠してみたり、そんなはずはないと否認していることも、問題を直視できないこともあります。
だれしも問題が起きるし、なにかしら抱えているのに、それを恥と思ってるのか、平気な振りして演じてしまいます。
コミュニケーション能力がない
一見、にこにこしていて普通に話もするので、周りの人はコミュニケーション能力がないとは思わないかもしれませんが・・・
かなり無理をしています。
気を使っているのがばれていないか、自然に話せているのか、変な意見を言っていないか、相手が楽しんでいるかとか、そんなことばかり考えていて、集中できていません。
こんなことばかり考えているのだから、人といるとかなり消耗します。
受け身に見えるので、一見優しいと勘違いされますが、他者にたいしてトラウマを抱えてきたわけなので、本当は、人間不信です。
他人との境界線がはっきりしていない
HSPの方もそうだと思いますが、他人との境界線があいまいになります。
会社の上司が朝から不機嫌であれば、一瞬にして、自分も感情を受け取ってしまいイライラしてくるし、旦那が元気がなければ、あっという間に不安になりドキドキしてきます。
なので、いつも不機嫌な人は、今は一切近づかないようにしたり、人混みの中ににはなるべくいかないようにもしています。
逆に、いつも前向きで、元気な方と一緒にいると、すごいパワーを受け取って、急にやる気になったり、自信がわいてくることもあります。
どうしてもいい感情も悪い感情も境界線がはっきりしていないため受け取りやすいのです。
強い怒りがある
いつもは穏やかに過ごせていても、ある言葉だったり、行動だったり、何かをきっかけに強い怒りが出ることがあります。
多分、普段から、小さな怒りの炎が心の奥ではくすぶっているのかもしれません。
強い怒りを出してしまったあとは、今度は、自己嫌悪に陥り、自分に怒りが向くこともあります。
アダルトチルドレンの私がまとめるACの辛い14の特徴のまとめ
アダルトチルドレンの私がつらい、苦しいと感じる14の特徴をまとめてみました。
昔に比べると、だいぶ楽にはなってきましたが、まだまだ本を読んだり、人に相談したり、改善途中です。
似たような特徴に悩んでいる方は、もしかしたらアダルトチルドレンかもしれません。
日によってもだいぶ差があります。
同じように悩んでいる方の参考になると嬉しいです。一緒に頑張りましょうね。

以下、私が読んで参考になった本です!